通信販売は通信で {インターネット・メール・通販}

注文を受け、郵便や宅配便でその注文商品を引き渡す販売方法。

最大の特色は、配布または特定場所に備え付けたカタログ、雑誌・新聞等の広告によって商品が選択され、顧客はまったく商品実物を見ないで注文するところにある。

そのため、カタログや広告の説明の適否が、通信販売の成否を左右する。

通信販売は、広大な国土、発達した郵便制度、標準化した生産と消費という条件をもつアメリカで生まれた。

取扱い商品は、腐敗性の食料品以外はなんでも可能であるが、カタログによる説明に頼るため、標準化の可能な銘柄商品が中心になる。

通信販売業者には、多方面の商品を扱う総合店と、運動具・書籍等の特定品だけを扱う専門店とがあるが、アメリカでは総合店が、日本では専門店が多い。

通信販売の利点は、業者からみれば、低廉な店舗費、メーカーからの直接大量仕入れなど、顧客からみれば、遠隔地での広範な選択、買い物の時間とコストの節減などにある。

しかし反面、カタログや広告と実物の相違による高い返品率、信用の制約、カタログ作成や配送のコストが大きいなどの欠点がある。

アメリカでは、交通の発達が通信販売の必要性を低下させ、通信販売業者が店舗販売業者に比重を置き換えた例がある。

日本ではもともとアメリカ的条件はないが、階層別、職種別、所得別など、特定層をねらったダイレクト・メールによるものが増えている。

さらにはインターネットの普及にともなってインターネット通販もさかんに行われるようになっている。
update:2010年02月25日